2011年01月02日
これは凄い‥
12月28日に写真を載せたDVD、二つとも観ました。
レンタル屋で直感的に選んだのですが、どちらも本当に素晴らしい映画でした。
以下、それぞれについて、私が着目した点を書いてみます。
●「ピエロの赤い鼻」
ふざけたピエロを演じる父親を、恥ずかしいと思っていた息子。しかし、父親がピエロになった背景には、戦時中の壮絶なる体験があった。
どんな状況にあっても、自分の信念を貫き、目の前で苦しむ人を笑顔にすることに命をかけた人。
大きな赦しの心で、自分を傷つけた相手にも、手を差し伸べることが出来る人。
登場人物の心の強さ・美しさに、なんだか胸が苦しくなるくらい感動しました。
ちなみに、フランス映画ならではの、配色やアングルのセンスの良さも見物です。
●「ツォツィ」
舞台は南アフリカのスラム街。
幼い頃、暴力をふるう父親から逃げ出し、スラム街の不良少年になったツォツィ。
人を殺すことさえ何とも思わなかった彼が、一人の赤ん坊との交流から、内なる優しさを取り戻していくお話。
ツォツィ役の少年の演技力がはんぱないです。
心の中の闇と、そこに少しずつ光がさしていくところを、微妙な表情の変化で、完璧に演じきっています。
細かい演出も、思わず「すごい!」と声をあげてしまうほど巧みです。
バックの音楽も、完全に考え尽くして選ばれていて、文句の付け所がないです。
私は、大学の時から子供の権利に関心があり、親から虐待を受けた子供の支援をしたり、家裁の裁判官による少年法の授業を受けたり、家裁調査官や少年院職員の話を聞いたりしてきました。
少年が非行に走った理由をきちんと理解すること、そして、その上で、どうしたらその子を支えてあげられるかを、一生懸命考えること。
この二つのことの大切さを、改めて思い出して、気持ちが引き締まりました。
皆さんも、もしお時間がありましたら、この二つの映画をぜひ観てみてくださいね☆
国際会議場の近くのTSUTAYAで借りられますよ。
レンタル屋で直感的に選んだのですが、どちらも本当に素晴らしい映画でした。
以下、それぞれについて、私が着目した点を書いてみます。
●「ピエロの赤い鼻」
ふざけたピエロを演じる父親を、恥ずかしいと思っていた息子。しかし、父親がピエロになった背景には、戦時中の壮絶なる体験があった。
どんな状況にあっても、自分の信念を貫き、目の前で苦しむ人を笑顔にすることに命をかけた人。
大きな赦しの心で、自分を傷つけた相手にも、手を差し伸べることが出来る人。
登場人物の心の強さ・美しさに、なんだか胸が苦しくなるくらい感動しました。
ちなみに、フランス映画ならではの、配色やアングルのセンスの良さも見物です。
●「ツォツィ」
舞台は南アフリカのスラム街。
幼い頃、暴力をふるう父親から逃げ出し、スラム街の不良少年になったツォツィ。
人を殺すことさえ何とも思わなかった彼が、一人の赤ん坊との交流から、内なる優しさを取り戻していくお話。
ツォツィ役の少年の演技力がはんぱないです。
心の中の闇と、そこに少しずつ光がさしていくところを、微妙な表情の変化で、完璧に演じきっています。
細かい演出も、思わず「すごい!」と声をあげてしまうほど巧みです。
バックの音楽も、完全に考え尽くして選ばれていて、文句の付け所がないです。
私は、大学の時から子供の権利に関心があり、親から虐待を受けた子供の支援をしたり、家裁の裁判官による少年法の授業を受けたり、家裁調査官や少年院職員の話を聞いたりしてきました。
少年が非行に走った理由をきちんと理解すること、そして、その上で、どうしたらその子を支えてあげられるかを、一生懸命考えること。
この二つのことの大切さを、改めて思い出して、気持ちが引き締まりました。
皆さんも、もしお時間がありましたら、この二つの映画をぜひ観てみてくださいね☆
国際会議場の近くのTSUTAYAで借りられますよ。